RAKUTEN

2013年6月6日木曜日

その9 検査の経緯~GISTと診断されるまで~

嫁は今まで3つの病院にかかっています

まず初めに



横浜東部病院

ここではエコー、MRI、CT、針生検をしました。

CT等で肝臓に腫瘍が6つ(最大7センチ前後、ほかに5つかな?確か)あることは判明したのですが、

嫁は肝機能が落ちておらず、ほぼ自覚症状もないということで

それは検査結果でも証明されました。

結果が分からないので、

お腹に針を刺して細胞を取って検査する針生検を行うため入院しました。


私は見たわけではないのですが、

ストローほどの太さの針をみぞおち付近(肝臓)にさして肝臓組織を採取する

というすごい処置だそうで、それを部分的な麻酔で実施するとのこと。


嫁曰く

「針を刺してから”ガチャン”というけたたましい音がして怖かった」

と。。。。入院は幼稚園以来無い私からすると恐ろしい。


組織検査の結果は顕微鏡での検査?では悪性の様相を見せたものの

各種染色検査?では所見が出ませんでした。

たぶん、この時点でGISTは疑っていなかったんだと思う。

先生たちも親身に頑張ってくれましたし、先生自身も結果を出せないことに悔しがっていました。

そこで、特につてがあるわけではないので、紹介状を書いてもらい、次の病院へ。



神奈川県立がんセンター

紹介されてきたのは神奈川県立がんセンター

まずはここでPET検査を勧められます。

実は東部病院でもPETの話はあったのですが、

「保険適用外」

とのことだったので受診を保留していました

ちなみに、保険が利かないと10万円くらいします。

が、ここでは「保険適用」だというのです。。。あれ!?

良く分かりませんが、とにかく受診することに。


しかし、混雑のため受診可能なのが20日ほど後なのでごねると

検査専門の ゆうあいクリニック での受診が可能になりました。

そこでPET検査、約3万円なり。


しかし、立地や設備等我が家にとってはいろいろと都合が悪いことが

多かったので、早くも転院を決意します。
(ちなみに、H25年5月現在県立がんセンターは建て替え中。)

本当に病院には失礼で申し訳なかったのですが、

できるだけ通いやすくて本人が納得する環境で治療させてあげたかったので

わがままを言ってすぐに転院をさせていただきました。

命にかかわることだし、長い付き合いになるかもしれないから。。。



国立がんセンター中央病院(築地)

やはりきれいで大きな病院です。

個人的にはそういった権威とか、風体だけで判断するのは嫌なのですが

嫁は少し満足げ。アクセスもしやすくなった。

しかし、先生はなかなか堅そうな方、感情や「たられば」を排除した言葉。

少し苦手だけど、他の先生はそんなことはないから、まぁいいかな。


今までやってきた検査結果もあるけど、もう一度頭の先から足の先まで検査をし直す事に。

次々と検査日程が組まれる。かなり素早い対応です。

今までだいぶ時間がかかってイライラしていたので、ありがたい。

検査の都度、異常ないことが判明していきます。。。


。。。そしてH25年5月27日の問診。。。


ここで初耳ですが、「GIST肝転移」であることが判明し伝えられます。

遺伝子型検査は東部病院から取り寄せている針生検の組織を待って実施の予定だそう。


ちなみに、ここまでの検査費用は20万円弱。

一番大きかったのは、東部病院の入院検査のときの差額ベッド代(個室代)です。。。

これだけで6万円ほど。。。

こりゃ、高級ホテルだな。

入院検査はアヒル社の医療特約で給付が出ますが

最大64日(通算でも1095日)までなので、今回請求するかどうかは検討中です。

1泊2日でたった10,000円の給付ですからね。




自宅でかんたんがん検診




ガン検診

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