RAKUTEN

2013年7月3日水曜日

その24 医師との問診の解釈~GIST(がん)をめぐる医者との会話~

今回、セカンドオピニオンを求めて大阪まで行ってきます。

大阪成人病センターの先生にGISTの遺伝子解析をするためです。

今回、またPET‐CTをするそうで、もう2回目。。。1回3万円也。

翌日に診察があるので、夫婦で聞いてきます。

ちょっと大げさに感じるかもしれませんが、


13年前の話もそうですが、今までも何度か夫婦で話を聞いたのに、解釈が違うということがありました。

やはり、医師も人間ですし、聞く側も人間なので、ちょっとした言葉づかいで解釈が異なります。

例えば

私「こんなこと聞くのもなんですが、余命的なものはどうですか?」

医師「いやぁ、そういうものはないですよ」

という会話が実際にありました。


これって、どういう意味だと思います!?


夫婦でもあとで

「余命判断なんてできない」

「余命はまだまだ長いよ」

「そういう話はしない」

など、夫婦で聞いていても解釈が割れました。

その場は「なんとなく分かったつもり」感で終わるのですが、終わってから議論になるのです。



そういったことから、できるだけ

1)納得がいくまで細かく質問する

2)事前に質問は整理する

3)聞くだけでなく、根拠資料や数値を確認する

4)できれば文章にしてもらう

5)複数名で話を聞く

6)帰ってから気づいたことは後からでも遠慮なく質問する

ということが必要だと思います。


今回のセカンドオピニオンは

主治医の判断では「手術、切除はない」というものに真っ向から反して

「切除、ラジオ波治療の可能性」

を前向きに確認するためのものです。

グリベックだけの投薬治療から、外科的に腫瘍を取り除くわけです。

これは、嫁にとっては大きな前進で、リスク次第ではぜひ取り組みたい治療ということもあり、

慎重に話を聞きたいと思っています。


皆さんも、大きな病にかかった時は、

先ほどの6つのポイントを抑えるのは言うまでもなく

自分自身が専門家になるつもりで、病と向き合って、自分の診療方法は自分で決定すべきだと思います。


2 件のコメント:

  1. 私も若くしてGISTになった者です。
    とても勉強になります。
    まだ私は受け入れられない部分もあり、毎日葛藤しているところです。
    一緒に頑張りましょう>_<
    心強い仲間がいて、よかった!!

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    1. 匿名さん、こんにちは
      コメントありがとうございます。
      お返事&承認が遅くなり申し訳ございませんでした。

      半ば自分の備忘録兼日記代わりに書いている部分が多いので、こうやって反応があるというのは、純粋にうれしいものですね。

      そうですが、GISTですか。大変ですね。。。
      うちの嫁も日によって、すごく安らかな時もあれば、荒れに荒れているときもあり、本当に苦労しているんだと思います。
      実は私も本人でないので、究極的に当事者になった気持ちがわからない部分もあり、よくそのことで嫁とけんかになったりします。
      でも、何とかそばにいて少しでも気持ち的、現実的に支えになってやれれば、とも思っています。

      ぜひ、がんばって生き抜きましょう!
      絶対にあきらめてはいけません!!

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