RAKUTEN

2013年8月19日月曜日

その31 ラジオ波治療からの退院~GISTをやっつけた!?~

この1週間はお盆、とっいても仕事を少しお休みし、子供と一緒にいつつ、嫁の退院受け入れなどをしていました。


1.嫁が退院してきました

当所、5日~10日と言われていた入院でしたが、腫瘍が固く、でかいので延びに延びて、やっと退院してきました。。。
入院期間、3週間です。

嫁も「久しぶりのシャバは空気がいい」とか言ってます。
病院では、常々「病院の空気感や、食事、周りの患者の状況などで、かえって体調が悪くなる」と言っていました。
すごくうなずける感じがしますが。。。

「元気な人は”食事を合同で、自主的に行う”とか、自主自立でサービスをして、社会復帰を早くするとともに、医療費を引き下げるべき」
と柄にもないことを言っていました(笑)


2.治療のお話

それはさておき、治療の話を忘れないうちに整理しておきますね。

治療は全4回、ほぼ1週間に1回、肝臓ラジオ波焼灼術を行いました。
見た目の感じだと、13か所程度の針の穴があり、ラジオ波治療の痕跡が見られます。
みぞおち部分の7cmの主要箇所に傷が集中しており(7~8つ)、大きな腫瘍をやっつけるのにかなり苦戦した様子がわかります。
また、右のわき腹には、肋骨の間から針を刺した後も残っていました。

先生からは「門脈付近も含め、おおむね焼けているはずだが、100%ということはないだろう。特に7cmの腫瘍はなかなか厄介で、焼けていない箇所があるかもしれない」と言われています。

また、「ただし、もともと仮に100ある腫瘍が、現在5とか10の水準にあるということなので、生命の危険はぐっと後退したはずだし、今後も逐次検査しながら見ていこう」という話もしてくれました。


3.お金の話

詳細は明細を見せてもらって整理したいところですが、7月25日から8月16日までの入院で、合計約16万円でした。
高額療養の限度額承認申請をしているので、イメージは7月=8万、8月=8万というイメージです。
引き続き、グリベックを処方してもらう(それは国立がんセンターに)なので、できれば今月診療を受けて、処方、しかも3か月分を処方してもらえればしばらくまとまった治療費はかからなくなります。
ちなみに、グリベック3か月処方で20万円くらい(保険適用後)になるはず、なので大きいです。


4.今後の話

まずは10月に関東中央病院で執刀医に予後を見てもらうことになっています。
今後怖いのは(1)再発、(2)転移の大きくは2つ。
特に怖いのは後者です。
嫁は今のところ、薬も放射線も効きにくいので、転移が出たらその道の人に腫瘍を物理的に除去してもらうしかないためです。



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2 件のコメント:

  1. 先日コメントさせていただきました者です。
    治療入院を終えて、退院されたんですね。
    これで最後、とはいかないと思いますが、ひとまずおめでとうございます。

    私の主人は、8月初旬より不調を訴え、お盆休みに受診したところ緊急入院。
    まだ正確なことは分かりませんが、1年前に胃GISTを摘出したときの合併症(膵液漏)がくすぶっているのと、吻合部に小さな穴が見つかったとのことで、原因はそれらであろうとのこと。

    GIST自体の再発・転移はなさそうですが、なかなか安定しないんです。

    chaicnanaさんたちのように、専門医のいる病院へ転院したほうがいいのかな・・・と悩み始めました。

    3週間の入院で体力が落ちていらっしゃると思いますので、chaicnanaさんの無理のない範囲で、奥様のお力になってあげてください。

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    1. 返信ありがとうございます。

      先週、なんとか退院してきました。。。
      正直、嫁も私も一息ついてほっとしている感が出まくっていたのですが、油断もしていられませんね。
      今のところ、大きな不調は見られませんが、なかなか安定しないものなんですねぇ。
      悪い意味でなく、覚悟はしつつ、今後の生活&治療に臨みたいと思っています。

      ちなみに、我が家は国立がんセンターでグリベックを処方してもらいながら(あまり効きませんが)、転移など何か次の対応が必要なら、その分野の専門医を探して対応していこうという方針で考えています。
      肝臓のラジオの件は引き続き、関東中央です。
      大阪成人病センターの高橋先生も「東京で診療をスタートする」とのことなので、セカンドオピニオン的に診療することも考えています。

      お互い大変ですが、がんばりましょう。

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