先日、子供(6歳、2歳)の運動会に行ってきました。
そこで気づいたこと、考えたことなどを書いてみます。
1.運動会が近づきました
うちの長男は本当にダメな子です。
何がだめかというと
1)物事が継続しない
2)負けやうまくできないことがわかるとチャレンジしないし、すぐすねてキレてしまう
3)イベントごとの時に盛り上がったり、調子に乗ったりしない(終始無表情でかなり心配)
という3点が特に心配の種です。
習い事など、なんどか「やりたい」と言って始めましたが、サッカー教室の入会日にへそを曲げてサッカーコート脇でそのままコートに入れず、練習時間が終わってしまったり、体操教室の時も途中で嫌になって見学席で1時間グズグズして終わる、なんてことが何度もありました。
困ったものです。。。。
なので、正直、今回の運動会もあまり期待はしていませんでした。
うちの子は背が小さい(22人中下から2番目)というのもあり、やはり大きな子には勝てないことが多いのです。
むしろ、お調子者の2歳(早生まれなので3歳になる学年)の方がいろいろと期待できます。
練習時も二男の方が一生懸命ダンスなど頑張っています。
2.子供の成長を実感
6歳(幼稚園で言うと年長)にあたり、運動会の1週間くらい前から、嫁と長男のかけっこの練習が始まりました。
嫁が言うには「うちの子は謙遜しているけど、案外早い。期待してもいいかも。」といいます。
長男に「結構速いってね!?」と聞くと。
「うううん、あんまり早くない。○○くんとか、○○ちゃんのが早い。」
といいます。
まぁ、本番になればわかるだろう、と思って当日を迎えます。
まずは長男の徒競走。。。
3~5人で走るのですが、クラスで早いと思しきメンバーどうして走ります。
レベルをあわせないとあまりに差が出てしまうので。
見てみると、第2レベルのチームに入ってます。。。。おお。
スタートで隣の子がフライングしたことに気を取られ、大きく出遅れましたが、その後スピードを上げて、結局4位スタートから2位まで順位を上げゴールしました!
おお、わが子ながらなかなかやるねぇ。
そして、組体操。。。
これもそつなく上手にこなします。
太鼓とダンス。
これも、同じ太鼓の組の子たちが違う動きをしているのに対して、「ああしろ」「こうしろ」と指示を出しています。
なかなか一生懸命やっているし、よくわかっている。。。関心関心。
3.大一番の対抗リレー
そして、オオトリの競技、2学年4チームに別れた対抗リレー!
5歳クラスと6歳クラスで4チームにわかれて走ります。
前半は5歳児が走ります。
待機中の息子を探すと、なんと一番最後に並んでいるではないですか!?
ということは、「アンカー!?」
こっちの方がドキドキしながら、ビデオ撮影そっちのけでリレーを見守ります。
そして、いよいようちの子の番。
前から大きく引き離されて、3位でバトンを受け取ります。
スタートすると、わが子ながらきれいなフォームでぐんぐんスピードを上げます。
2位の子が遅いのもあってその差がどんどん縮まります。。。
そして、第3コーナーに差し掛かった時のことです!
ずざざざざーっ!
すごい砂煙を立てながら、彼は転倒してしまったのです。。。
ビデオそっちのけで、気持ち的には祈る気持ちです。
すぐに立ち上がり、擦りむいた膝の痛みをこらえながら、すごい表情でゴールまで走ります。
あんな複雑な表情、6年間見たことがありません。
痛みと、恥ずかしさと、悔しいのと。。。見ているこちらまでそれが伝わってきました。
(ちなみに、アンカーは6歳第1走者がもう一度走ったので、結局アンカー前でした)
何とかバトンを次に渡して、結果、3位でチームはゴールしました。。。。
ゴールに入るや否や、彼の悪いところが出て、もうグズグズのグダグダです。。。
すかさず担任の先生が入って彼を抱きしめて気持ちを落ち着かせます。
落ち着くのに数分かかったでしょうか。
でも、大人だってあんなのしんどいもの、ホントよく頑張った。
私も息子がスタートしてから息子にくぎ付けで、すごく苦しくて、でも、「よくやったなぁ」という思いと、なんとが投げ出さずにゴールした彼をたたえたい気持ちで、涙が出そうになるのを必死でこらえていました。
4.GISTの嫁の思い
その頃、嫁は別の場所からカメラを向けて写真を撮っていました。
もちろん、転倒シーンを見ていたようで、「そこからは涙で何も見えなかった」といっていました。
そして、そのあとにまたもや事件が待っています。
私が取ったビデオをチェックすると、息子のリレーに集中していたせいか、手元がブレブレで、肝心のシーンがろくに移っていなかったのです。。。
そのことで、またもや一波乱。
嫁からすると、いつ最後になるかわからない息子の運動会、しっかり記録して自分の目に焼き付けたかったのでしょう。。。
本当に申し訳ない。。。
次からは三脚で撮るようにします。
0 件のコメント:
コメントを投稿