RAKUTEN

2013年9月13日金曜日

その37 今日はグチ~GISTの嫁とどう接するか~

家族ががんになったとき

「患者とどう向き合って、どのように接するか。。。」

これはがん家族ならだれもが悩む問題ではないでしょうか?



体調面はもちろんのこと、メンタル面がやはり難しい。
体調面は、究極的に素人の我々にはどうすることもできないし、せめて家事負担などから解放してあげることしかない。

で、キモチの問題だけど、困ったことにキモチって目に見えないし、昨日は気分が良いと思ったら、今日は最悪、といったこともよくあるし、ちょっとした言葉の使い方やタイミングで凶器のようなものになってしまう事もしばしば。


そして、一見通常の生活をしていると、ついついこちらも気が緩んで平時の気分になってしまうときがあり、嫁に対する配慮に欠けていることも多々ある。


そんなかんだが重なって、嫁からちょっとキツイ言葉で何か言われたりすると、ひょんなときに「カチン」と来ることがあります。
逆の場合もしかりなんでしょう。

が、私も聖人君子でなないので、なかなかそこで平静を保てない。
もちろん、嫁もそう。どっちもどっちだ。


別に「彼女のことが負担だ」とか、「逃げたい」、とか思ったことはないけど、やはり大変かどうかといえば「全然大変じゃない」ということもないし、まぁ、物事を多少我慢したり、気を使っていることもあるわけです。

もちろん、一番大変なのは本人で、家族としては気持ちの振れ幅を受け取ってあげなければいけませんし、そうするべきだというのはわかっています。

先日、NHKの朝のTVでもやっていました。
「許すこと」
が大事だと。

ただ、言葉で言うほど簡単じゃないよね。


私だって人間だから、そりゃ多少は感謝はされたいし、いや、感謝というより普通に接してくれるだけでいいんだけど、やはり当たられたり、どなられたり、どぎつく言われれば気にもなるし、いらだちもする。

どう接するか悩むこと自体が問題なのかもしれません。

彼女に言わせると、「そうやって”負担”をかけているのがいや」なんだそうです。

そういわれると何とも言えないけど、そういう事じゃないんだよね。


言葉や文章にして表現する事は出来ないのがもどかしいけど

・負担かといえば、負担でもない
・感謝してほしいかといえば、してくれたらうれしいけどそれを求めているわけじゃない
・家族、とりわけ嫁が心安らかに生活してほしい
・経済面や社会的な不安があれば、極力取り除いてあげたい
・客観的に見たら苦労や面倒かもしれないけど、それが家族っていうもの
・それでも日常はやってきて、なんとかかんとか生きていかなきゃいけないから前向きに受け入れていくしかない

そんな素敵なものでもないけど、粛々と出来る限りのことをして日々過ごしたい、というだけの話なんだけど、うまく伝わらないし、本人からすると「そういうことじゃない」というか話が食い違っていると思う。


まぁ、要は自分も反省点が多いし、一番問題なのは、こちらも素直に謝れないからいけないんだけどね(笑)


と、いうことで、この場を借りて謝っておきます。



本当にごめんなさい。

今まで以上に気を付けるので、許してください。



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