RAKUTEN

2013年5月15日水曜日

その1 はじめまして

はじめまして

私は39歳、2児の父です。

今までブログなど、書こうとも思いませんでしたが、今後来るであろう激動の日々をつづっていく必要があると考えてブログを作ってみました。

いかんせん、不精な私ですのでどこまで続くかなぁ。



「来るであろう激動の日々」ということですが、実は私の嫁にがんが見つかりました。

厳格に言うと、本日時点(2013年5月15日)で正式ながんの確定診断がなされていませんので、まだがんではない可能性も残されています。

嫁は私の一つ下。


私が某友人の結婚式に参列するためにタイはバンコク滞在中に、嫁からLINEでメッセージが届きます。

「会社の定期検診でひっかかった。エコーの検査から、肝臓に影がある」

「健診を担当したお医者さんも”早く検査に行った方がいい”」

とのこと。


ということで、ちょうど私の帰国日に横浜東部病院にて検査をしに行ったのです。。。。


するとびっくり、肝臓に大きなものは直径7センチ、小さいものも合わせて6つほどの”腫瘍状のモノ”が発見されたのです。
さすがに私も驚きましたし、嫁はかなり動揺しています。
そりゃそうだ。


そこから検査の連続。。。。

ところが、いろいろ調べても癌との確定診断がおりません。
というのも、通常の検査(腫瘍マーカーや、染色?病理組織診断、CTやMRI、PET等)からがんのときに出るはずのしるしがそろわないのです。

がんらしき徴候としては
1)CT?MRIで腫瘍状のモノが発見
2)病理組織診断の顕微鏡検査でがん細胞と一致
3)PETに反応するのは肝臓だけ
くらい

それ以外ははっきりと”がん”をしらせる兆候がないのです。

その上、自覚症状がほとんどない。
まぁ、これは沈黙の臓器、肝臓ならではなのかもしれませんが、通常6つの腫瘍があれば自覚症状(黄疸とか)が出たり、他に転移するのが普通なのですが、それがなくってなかなか確定診断できない。


詳細は後日、いずれ書くことになると思うけど、現在医療機関3つ目の国立がんセンターにかかって検査をしようという段階にきました。

確定診断がないので、がん保険の請求もできません。
自覚症状もほとんどなく、「労務不能状態」にないので、会社休職中の現在も傷病手当金が出ません。

余命も分からないし、どこが原発(どの臓器が原因なのか)かもわかりません。

治療のしようがないのです。。。

困った。

明日からの国立がんセンタ-での検査に期待したいと思います。
(期待する、ってなんか変だけど)


ちなみに、うちの嫁は10年ほど前、胃潰瘍をこじらせて腹膜炎をおこし、胃を3分の2ほど摘出していましたが、今回は関係のないと思われる肝臓のがんです。
嫁は肝炎も肝硬変も持ち合わせていないので、「なぜ肝臓!?」というのが夫婦もそして医師も驚きでした。


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