RAKUTEN

2013年11月1日金曜日

その44 GIST再発!?~2つの腫瘍~

嫁の主治医は国立がんセンターです。

しかし、嫁は常時2つの病院から診察を受けています。


一つは、ラジオ波治療をしてもらった、関東中央病院

もう一つは、大阪の高橋先生@大阪成人病センター


この3つをうまく組み合わせながら情報を整理し、治療方針を決めています。


1.関東中央病院にて

先日、このブログでもラジオ波後、初の検査を行ったことを書きました。

その42 術後検査~GISTのラジオ波治療から2カ月~

そこで、腫瘍状のものがある、ことに触れました。



次の検査は2か月後です。

さて、それ以外の先生はどのような見解を出していくのでしょうか?



2.高橋先生のお話し

大阪で診療を受けていた高橋先生が、京橋亀田病院にて診療をスタートしているようです。

すると、関東中央で見えた腫瘍のほかに、もう一つ。

合計で、2つ腫瘍らしきものがある。

とのことでした。。。


二つということは、やはり再発的な感じなんでしょうか???

以外に早い。


一つ目の腫瘍も2カ月でどれだけ大きくなるか、チェック。

それによって、進行の速さなども分かるはず。



3.国立がんセンターにて

そして3つ目。

主治医の国立がんセンターに。


CT結果を見ると、やはり2つの腫瘍が確認された。

ただ、一つはよく見るとラジオ波術後にも残っていたことがわかり、これは焼き残し。

残る一つが術後2カ月で発生したものらしい。。。

結構早い。


主治医からは、

「グリベック効いてなさそうなさそうだから、スーテントに移ろうか」

と提案があったそうな。。。


嫁はこれがすごくショックだったみたいで、終始落ち込んでいる。

病室では泣いてしまったんだそうな。。。

いわゆる「再発」ですしね。

患者にとって「再発」という言葉ほど、絶望的なものはないと思います。



スーテント(ファイザー)はGISTの8割以上が効くという人以外の、グリベックが効かない人やグリベックの効果が薄れてきた人が飲む薬。

最大の欠点は副作用が強いこと。

そして、グリベックが効かないということは、3つの薬=可能性のうち1つがなくなったことを意味する。

残りはスーテントと新薬スチバーガ(レゴラフィニブ)(バイエル)。



4.スーテントを飲むか!?飲まないか!?

嫁は副作用の強いスーテントについて

「グリベックより副作用が強いなんて、きっと耐えられない」

「スーテントを飲むなら、服薬をやめようか」

と以前から口にしていた。


しかし、GIST患者のみんなからは

「生きる可能性が少しでもあるなら、試すべき。やらない選択肢はない。」

と言われ、最近ではどうも

”飲まないという選択肢はない”

と考え方に変わりつつある模様。



どちらも正解、不正解、ということはない。

飲んでも効かない可能性も高い。


最終的には本人が覚悟して決めること。


わたしは基本的に「抗がん剤には後ろ向き」だが、生きる手だてとしてその選択を彼女がするなら、懸命にバックアップするつもり。

もしかしたら効くかもしれない、わずかな可能性があるなら。


さて、本人はどのような決断をするのか!?









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